聖書の「うす・しっくい」について

穀物をつく道具としてのうすと、建築に用いるしっくいという二つの意味について、それぞれの聖句を集めました。

関連する聖句9箇所。分類はネーヴ『トピカル・バイブル』(1896年、英語原題 MORTAR)によります。日本語の見出しと説明は当サイトによる訳で、聖書本文ではありません(未校閲)。

1. 穀物をつき砕く道具(うす)

民数記11:8、箴言27:22

民数記11:8 民たみは歩あるき回まわってそれを集あつめ、臼うすでひいたり、鉢はちでついたりし、鍋なべで煮にて、平ひらたいパン菓子かしを作つくった。その味あじは、油あぶらで作つくったお菓子かしのようだった。

2. しっくい

出エジプト1:14

出エジプト1:14 粘土ねんどをこね、れんがを作つくらせ、畑はたけではあらゆる仕事しごとをさせて、つらい労働ろうどうで彼かれらの生活せいかつを苦くるしめた。どんな仕事しごとも、容赦ようしゃなく無理むりやりやらせた。

バベルの塔の建設でアスファルトをしっくいとして用いる

創世記11:3

創世記11:3 さあ、レンガを作つくって、しっかり焼やこう。」こうして彼かれらは石いしの代かわりにレンガを、しっくいの代かわりにアスファルトを使つかった。

家を塗るのに用いる

レビ記14:42、レビ記14:45

レビ記14:42 それから別べつの石いしを取とってきて、元もとの石いしのあった所ところにはめ込こみ、別べつの土つちを使つかって家いえを塗ぬり直なおす。

水しっくいは持ちこたえない

エゼキエル書22:28

エゼキエル書22:28 預言よげん者しゃたちは、そんな彼かれらのために、しっくいを上塗うわぬりしてごまかしている。偽いつわりの幻まぼろしを見み、うそを占うらなって、「主しゅなる神かみはこう言いわれる」と言ゆう。でも、主しゅは何なんも語かたってはいない。

踏んで固める

ナホム書3:14

ナホム書3:14 包囲ほういに備そなえて水みずをくんでおけ。とりでを固かためよ。粘土ねんどの中なかに入はいり、土つちをこね、れんがの型かたをしっかり握にぎれ。

比喩的用法

イザヤ書41:25

イザヤ書41:25 わたしは北きたから一人ひとりを奮い立たふるいたたせた。彼かれはやって来くる。日ひの昇のぼる東ひがしから、彼かれはわたしの名なを呼よぶ。彼かれは支配しはい者しゃたちを漆喰しっくいのように踏ふみつけ、陶工とうこうが粘土ねんどを踏ふむように踏ふみつける。

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