エレミヤ書 50章21-46節

バビロンの滅亡(エレミヤ書50:21-46)

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エレミヤ書50章全体を読む

21 主しゅは言いわれる、上のぼって行いって、メラタイムの地ちを攻せめ、ペコデの民たみを攻せめ、彼かれらを殺ころして全まったく滅ほろぼし、わたしがあなたがたに命めいじたことを皆みな、行おこないなさい。

22 その地ちに、いくさの叫さけびと、大おおいなる滅ほろびがある。

23 ああ、全地ぜんちを砕くだいた鎚つちはついに折おれ砕くだける。ああ、バビロンはついに国々くにぐにのうちの恐おそるべき見みものとなる。

24 バビロンよ、わたしは、おまえを捕とらえるためにわなをかけたが、おまえはそれにかかった。そしておまえはそれを知しらなかった。おまえは主しゅに敵てきしたので、尋たずね出だされ、捕とらえられた。

25 主しゅは武器ぶきの倉くらを開ひらいてその怒いかりの武器ぶきを取とり出だされた。主しゅなる万まん軍ぐんの神かみが、カルデヤびとの地ちに事ことを行おこなわれるからである。

26 あらゆる方面ほうめんからきて、これを攻せめ、その穀倉こくそうを開ひらき、これを穀物こくもつの山やまのように積つみ上あげ、完全かんぜんに滅ほろぼし尽つくし、そこに残のこる者もののないようにせよ。

27 その雄牛おうしをことごとく殺ころせ、それを、ほふり場じょうに下くだらせよ。それらのものはわざわいだ、その日ひ、その罰ばつを受うける時ときがきたからだ。

28 聞きけよ、バビロンの地ちから逃にげ、のがれてきた者ものの声こえがする。われわれの神かみ、主しゅの報復ほうふく、その宮みやの報復ほうふくの事ことをシオンに告つげ示しめす。

29 弓ゆみを張はる射手いてをことごとく呼よび集あつめて、バビロンを攻せめよ。その周囲しゅういに陣じんを敷しけ。ひとりも逃にがすな。そのしわざにしたがってバビロンに報むくい、これがおこなった所ところにしたがってこれに行おこなえ。彼かれがイスラエルの聖者せいじゃである主しゅに向むかって高慢こうまんにふるまったからだ。

30 それゆえ、その日ひ、若わかい者ものは、広場ひろばに倒たおれ、兵士へいしはみな絶たやされると主しゅは言いわれる。

31 主しゅなる万まん軍ぐんの神かみは言いわれる、高たかぶる者ものよ、見みよ、わたしはおまえの敵てきとなる、あなたの日ひ、わたしがおまえを罰ばっする時ときが来きた。

32 高たかぶる者ものはつまずき倒たおれる、これを助たすけ起おこすものはない。わたしはその町々まちまちに火ひを燃もやして、その周囲しゅういの者ものをことごとく焼やき尽つくす。

33 万まん軍ぐんの主しゅはこう言いわれる、イスラエルの民たみとユダの民たみは共ともにしえたげられている。彼かれらをとりこにした者ものはみな彼かれらを固かたく守まもって釈放しゃくほうすることを拒こばむ。

34 彼かれらをあがなう者ものは強つよく、その名なは万まん軍ぐんの主しゅといわれる。彼かれは必かならず彼かれらの訴うったえをただし、この地ちに安やすきを与あたえるが、バビロンに住すむ者ものには不安ふあんを与あたえられる。

35 主しゅは言いわれる、カルデヤびとの上うえとバビロンに住すむ者ものの上うえ、そのつかさたち、その知者ちしゃたちの上うえにつるぎが臨のぞむ。

36 占うらない師しの上うえにつるぎが臨のぞみ、彼かれらは愚おろか者ものとなる。その勇士ゆうしの上うえにつるぎが臨のぞみ、彼かれらは滅ほろぼされる。

37 その馬うまの上うえと、その車くるまの上うえにつるぎが臨のぞみ、またそのうちにあるすべての雇兵こへいの上うえに臨のぞみ、彼かれらは女おんなのようになる。その財宝ざいほうの上うえにつるぎが臨のぞみ、それはかすめられる。

38 その水みずの上うえに、ひでりが来きて、それはかわく。それは、この地ちが偶像ぐうぞうの地ちであって、人々ひとびとが偶像ぐうぞうに心こころが狂くるっているからだ。

39 それゆえ、野のの獣けものと山犬やまいぬとは共ともにバビロンにおり、だちょうもそこに住すむ。しかし、いつまでもその地ちに住すむ人ひとはなく、世々せいせいここに住すむ人ひとはない。

40 主しゅは言いわれる、神かみがソドムとゴモラと、その隣となりの町々まちまちを滅ほろぼされたように、そこに住すむ人ひとはなく、そこに宿やどる人ひとの子こはない。

41 見みよ、一ひとつの民たみが北きたの方ほうから来くる。大おおいなる国くにと多おおくの王おうが地ちの果はてから立たち上あがっている。

42 彼かれらは弓ゆみと、やりを取とる。残忍ざんにんで、あわれみがなく、その響ひびきは海うみの鳴なりとどろくようである。バビロンの娘むすめよ、彼かれらは馬うまに乗のり、いくさびとのように身みをよろって、あなたを攻せめる。

43 バビロンの王おうはそのうわさを聞きいて、その手ては弱よわり、子こを産うむ女おんなに臨のぞむような痛いたみと苦くるしみに迫せまられた。

44 見みよ、ししがヨルダンの密林みつりんから上のぼってきて、じょうぶな羊ひつじのおりを襲おそうように、わたしは、たちまち彼かれらをそこから逃にげ去さらせる。そしてわたしの選えらぶ者ものをその上うえに立たてる。だれかわたしのような者ものがあるであろうか。だれがわたしを呼よびつけることができようか。どの牧者ぼくしゃがわたしの前まえに立たつことができようか。

45 それゆえ、バビロンに対たいして主しゅが立たてた計はかりごとと、カルデヤびとの地ちに対たいしてしようとする事ことを聞きくがよい。彼かれらの群むれのうちの小ちいさい者ものは、かならず引ひかれて行いく。彼かれらのおりのものも必かならずその終おわりを見みて恐おそれる。

46 バビロンが取とられたとの声こえによって地ちは震ふるい、その叫さけびは国々くにぐにのうちに聞きこえる」。

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