エレミヤ書 5章14-31節

さばきの宣告(エレミヤ書5:14-31)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

エレミヤ書5章全体を読む

14 だから、万まん軍ぐんの神かみ、主しゅはこう言いわれる。「あなたたちがこんなことを言ゆうから、見みよ、わたしはあなたの口くちに置おくわたしの言葉ことばを火ひとし、この民たみを薪たきぎとする。火ひは彼かれらを焼やき尽つくす。」

15 イスラエルの家いえよ、見みよ、わたしは遠とおくから一ひとつの国民こくみんをあなたたちに攻せめ寄よせさせる、と主しゅは言いわれる。それは力ちからある国くに、大昔おおむかしからある国くに。あなたの知しらない言葉ことばを話はなす国くにで、彼かれらが何なんを言いっているのか、あなたには聞き取れききとれない。

16 その矢筒やづつは、口くちを開ひらいた墓はかのようだ。彼かれらはみな勇士ゆうしだ。

17 彼かれらはあなたの収穫しゅうかくとパンを食くい尽つくす。あなたの息子むすこや娘むすめが食たべるはずのものを。彼かれらはあなたの羊ひつじや牛うしを食くい尽つくし、ぶどうやいちじくの木きを食くい荒あらす。あなたが頼たよりにしている城壁じょうへきの町々まちまちを、剣けんで打ぶち壊こわす。

18 それでも、その日々ひびにあっても、と主しゅは言いわれる、わたしはあなたたちを絶たやし尽つくすことはしない。

19 こうして、あなたたちが「どうしてわたしたちの神かみ、主しゅはこんなことをすべてなさったのか」と言いうとき、あなたはこう答こたえなさい。「あなたたちがわたしを捨すて、自分じぶんの地ちで異国いこくの神々かみがみに仕つかえたように、あなたたちは自分じぶんのものではない地ちで、よその者ものたちに仕つかえることになる。」

20 このことをヤコブの家いえに告つげ、ユダに聞きかせて言いえ。

21 愚おろかで、心こころのない民たみよ、これを聞きけ。目めがあっても見みえず、耳みみがあっても聞きこえない者ものたちよ。

22 あなたたちはわたしを恐おそれないのか、と主しゅは言いわれる。わたしの前まえで震ふるえないのか。わたしは砂すなを海うみの境さかいとして置おき、永遠えいえんの定さだめとした。海うみはそれを越こえることができない。波なみがどれほど逆巻さかまいても、勝かつことはできず、どんなに鳴なりとどろいても、それを越こえることはできない。

23 しかし、この民たみの心こころは、そむき、逆さからう心こころだ。彼かれらはそれて、離はなれ去さってしまった。

24 彼かれらは心こころの中なかでこう言いうこともしない。「わたしたちの神かみ、主しゅを恐おそれよう。主しゅは、秋あきの雨あめも春はるの雨あめも、時ときにかなって与あたえ、刈かり入いれのために定さだめられた週々を、わたしたちのために守まもってくださる方かただ。」

25 あなたたちの悪あくが、これらの恵めぐみを遠とおざけてしまった。あなたたちの罪つみが、良よいものをあなたたちから奪うばったのだ。

26 わたしの民たみの中なかに、悪者わるものがいる。彼かれらは鳥とりを捕とる者もののように身みをひそめ、わなを仕掛しかけて人ひとを捕とらえる。

27 鳥とりかごが鳥とりでいっぱいなように、彼かれらの家いえは偽いつわりでいっぱいだ。だから彼かれらは大おおきくなり、豊ゆたかになった。

28 彼かれらは肥こえ太ふとり、つやつやと輝かがやいている。悪事あくじにかけては、際限さいげんがない。みなしごの訴うったえを正ただしく裁さばこうともせず、それでいて栄さかえている。貧まずしい人ひとの権利けんりも、守まもろうとしない。

29 こんなことを、わたしが罰ばっしないでいられるだろうか、と主しゅは言いわれる。このような国くにに、わたし自身じしんが報むくいないでいられるだろうか。

30 驚おどろくべきこと、恐おそろしいことが、この地ちで起おきている。

31 預言よげん者しゃは偽いつわりを語かたり、祭司さいしは預言よげん者しゃと手てを組くんで支配しはいする。わたしの民たみは、それを喜よろこんでいる。だが、その終おわりに、あなたたちはどうするつもりなのか。

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