エレミヤ書 4章5-18節
北からの災い(エレミヤ書4:5-18)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
5 ユダに告げ、エルサレムに知らせて、こう言え。「国じゅうで角笛を吹き鳴らせ。声をかぎりに叫んで言え。『集まれ、城壁のある町へ逃げ込もう』と。
6 シオンへ向けて旗を掲げよ。急いで逃げよ、立ち止まるな。わたしが北から災いを、大いなる破滅をもたらすからだ。」
7 獅子が茂みから躍り出た。国々を滅ぼす者が動き出し、自分のいた場所から出て来た。あなたの国を荒れ地にするためだ。あなたの町々は廃墟となり、住む者もいなくなる。
8 だから、粗布を身にまとい、嘆き悲しんで泣き叫べ。主の激しい怒りが、まだわたしたちから去っていないからだ。
9 その日には――と主は言われる――王の心も高官たちの心もくじけ、祭司たちはぼう然とし、預言者たちは驚きあわてる。
10 そこでわたしは言った。「ああ、主なる神よ。あなたはこの民とエルサレムをすっかりだましてしまわれたのですか。『あなたたちは平安を得る』と言われたのに、剣は命にまで届いています。」
11 そのとき、この民とエルサレムに、こう告げられる。「荒れ野の裸の丘から、焼けつくような風がわたしの民の娘に向かって吹きつける。それはもみ殻を吹き分けるためでも、穀物をより分けるためでもない。
12 それよりも激しい風が、わたしのもとから吹いて来る。今こそわたしも、彼らにさばきを言い渡す。」
13 見よ、敵は雲のようにわき上がり、その戦車はつむじ風のようだ。その馬は鷲よりも速い。ああ、わたしたちは災いだ。滅ぼされてしまう。
14 エルサレムよ、あなたの心を悪から洗い清めなさい。そうすれば救われる。いつまで、あなたの中に悪い思いを住まわせておくのか。
15 ダンから知らせる声が響き、エフライムの山から災いを告げる声が聞こえる。
16 諸国の民に伝えよ。「見よ」と。エルサレムに向けて知らせよ。「攻め囲む者たちが遠い国からやって来る。彼らはユダの町々に向かって鬨の声をあげる」と。
17 畑を見張る者のように、彼らは周りを取り囲む。エルサレムがわたしに背いたからだ――と主は言われる。
18 こうなったのは、あなた自身の生き方と行いのせいだ。これがあなたの受ける悪の報いだ。ああ、なんと苦く、あなたの心にまで突き刺さることか。