エレミヤ書 31章1-25節

嘆きは喜びに変る(エレミヤ書31:1-25)

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エレミヤ書31章全体を読む

1 その時とき、主しゅはこう告つげる。わたしはイスラエルのすべての氏族しぞくの神かみとなり、彼かれらはわたしの民たみとなる。

2 主しゅはこう言いわれる。剣けんを逃のがれて生いき残のこった民たみは、荒あれ野ので恵めぐみを見みつけた。イスラエルが安やすらぎを求もとめて進すすむときに。

3 遠とおくから主しゅはわたしに現あらわれた。「わたしは永遠えいえんの愛あいであなたを愛あいしてきた。だから、変かわらぬ慈いつくしみであなたを引ひき寄よせてきた。」

4 おとめであるイスラエルよ、わたしは再ふたたびあなたを建たて直なおす。あなたは建たて直なおされる。あなたはまたタンバリンで身みを飾かざり、喜よろこび踊おどる人々ひとびとの輪わに加くわわって出でて行いく。

5 あなたはまたサマリアの山々やまやまにぶどう畑はたけを作つくる。植うえる者ものが植うえ、その実みを楽たのしむ。

6 見張みはりの者ものたちがエフライムの山やまで叫さけぶ日ひが来くる。「さあ、立たち上あがろう。シオンへ、わたしたちの神かみ、主しゅのもとへ上のぼろう。」

7 主しゅはこう言いわれる。ヤコブのために喜よろこび歌うたえ。国々くにぐにの先頭せんとうで声こえ高たかく叫さけべ。告つげ知しらせ、賛美さんびして言いえ。「主しゅよ、あなたの民たみを救すくってください。生いき残のこったイスラエルを。」

8 見みよ、わたしは彼かれらを北きたの国くにから連つれ帰かえる。地ちの果はてから彼かれらを集あつめる。その中なかには目めの見みえない人ひとも、足あしの不ふ自由じゆうな人ひとも、身みごもった女おんなも、産うもうとしている女おんなもいる。大おおきな群むれとなって、彼かれらはここへ帰かえって来くる。

9 彼かれらは泣なきながら、憐あわれみを求もとめながら帰かえって来くる。わたしは彼かれらを導みちびいて連つれ帰かえる。水みずの流ながれのほとりを通とおらせ、つまずくことのないまっすぐな道みちを歩あゆませる。わたしはイスラエルの父ちちであり、エフライムはわたしの長子ちょうしだからだ。

10 国々くにぐによ、主しゅの言葉ことばを聞きけ。遠とおくの島々しまじまにも告つげ知しらせて言いえ。「イスラエルを散ちらした方かたが、イスラエルを集あつめ、羊飼ひつじかいが群むれを守まもるように彼かれを守まもられる。」

11 主しゅはヤコブを買かい戻もどし、彼かれより強つよい者ものの手てから救すくい出だされたからだ。

12 彼かれらは来きて、シオンの高台たかだいで喜び歌うよろこびうたう。主しゅの恵めぐみに向むかって喜よろこびに輝かがやく。穀物こくもつ、新あたらしいぶどう酒しゅ、オリーブ油あぶら、羊ひつじや牛うしの群むれの子こら。彼かれらの魂たましいは水みずに潤うるおされた園そののようになり、二に度どと衰おとろえることはない。

13 そのとき、若わかい娘むすめは踊おどって喜よろこび、若者わかものも老人ろうじんも一緒いっしょに喜よろこぶ。わたしは彼かれらの悲かなしみを喜よろこびに変かえ、慰なぐさめ、嘆なげきの代かわりに喜よろこびを与あたえる。

14 わたしは祭司さいしたちの魂たましいを豊ゆたかなもので満みたし、わたしの民たみはわたしの恵めぐみに満みち足たりる、と主しゅは言いわれる。

15 主しゅはこう言いわれる。「ラマで声こえが聞きこえる。激はげしい嘆なげきと泣なき声ごえだ。ラケルが子こどもたちのために泣ないている。子こどもたちがもういないので、慰なぐさめられることを拒こばんでいる。」

16 主しゅはこう言いわれる。「泣なくのをやめ、目めから涙なみだを止とめなさい。あなたの労苦ろうくには報むくいがあるからだ、と主しゅは言いわれる。彼かれらは敵てきの地ちから帰かえって来くる。

17 あなたの未来みらいには希望きぼうがある、と主しゅは言いわれる。子こどもたちは自分じぶんの地ちに帰かえって来くる。」

18 わたしは確たしかに聞きいた。エフライムがこう嘆なげくのを。「あなたはわたしを懲こらしめました。わたしは、くびきに慣なれない子牛こうしのように懲こらしめを受うけました。わたしを立たち帰かえらせてください。そうすれば、わたしは立たち帰かえります。あなたはわたしの神かみ、主しゅだからです。

19 わたしは離はなれてしまってから、悔くい改あらためました。思おもい知しらされてから、腿ももを打うって悔くやみました。若わかい時ときの恥はじを負おっていたので、恥はじ入いり、顔かおを上あげられませんでした。」

20 エフライムはわたしの大切たいせつな息子むすこではないか。かわいい子こではないか。彼かれのことを話はなすたびに、わたしはなお彼かれを思おもい出だす。だから、わたしの心こころは彼かれを思おもって揺ゆれ動うごく。わたしは必かならず彼かれを憐あわれむ、と主しゅは言いわれる。

21 自分じぶんのために道みちしるべを立たて、標識ひょうしきを置おきなさい。あなたが通かよってきた大通おおどおりに心こころを向むけなさい。帰かえって来きなさい、おとめイスラエルよ。あなたのこれらの町まちに帰かえって来きなさい。

22 いつまでさまよっているのか、背そむき続つづける娘むすめよ。主しゅは地ちに新あたらしいことを創造そうぞうされたからだ。女おんなが男おとこを包つつみ守まもる。

23 万まん軍ぐんの主しゅ、イスラエルの神かみはこう言いわれる。「わたしが彼かれらを連つれ帰かえるとき、人々ひとびとはユダの地ちとその町々まちまちで、再ふたたびこう言いうようになる。『正義せいぎの住すまい、聖せいなる山やまよ、主しゅがあなたを祝福しゅくふくしてくださいますように。』

24 ユダとそのすべての町々まちまちには、農夫のうふや、群むれを連つれて移動いどうする人々ひとびとが、一緒いっしょに住すむようになる。」

25 わたしは疲つかれた魂たましいを潤うるおし、弱よわり果はてたすべての魂たましいを満みたすからだ。

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