詩篇 12章

詩篇12章の全8節。口語訳聖書、ふりがな付き。

1 主しゅよ、お助たすけください。神かみを敬ううやまう人ひとは絶たえ、忠信ちゅうしんな者ものは人ひとの子こらのなかから消きえうせました。

2 人ひとはみなその隣となり人びとに偽いつわりを語かたり、へつらいのくちびると、ふたごころとをもって語かたる。

3 主しゅはすべてのへつらいのくちびると、大おおきな事ことを語かたる舌したとを断たたたれるように。

4 彼かれらは言いう、「わたしたちは舌したをもって勝かちを得えよう、わたしたちのくちびるはわたしたちのものだ、だれがわたしたちの主人しゅじんであるか」と。

5 主しゅは言いわれる、「貧まずしい者ものがかすめられ、乏とぼしい者ものが嘆なげくゆえに、わたしはいま立たちあがって、彼かれらをその慕したい求もとめる安全あんぜんな所ところに置おこう」と。

6 主しゅのことばは清せいき言葉ことばである。地ちに設もうけた炉ろで練ねり、七ななたびきよめた銀ぎんのようである。

7 主しゅよ、われらを保たもち、とこしえにこの人々ひとびとから免まぬがれさせてください。

8 卑いやしい事ことが人ひとの子このなかにあがめられている時とき、悪あしき者ものはいたる所ところでほしいままに歩あるいています。