申命記 2章1-23節
荒野の旅(申命記2:1-23)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
1 わたしたちは向きを変え、主がわたしに告げたとおり、葦の海の方角へ、荒れ野へと旅立った。そして長い間、セイルの山地の周りを回り続けた。
2 主はわたしにこう言われた。
3 「この山地の周りを回るのは、もう十分だ。北へ向かいなさい。
4 そして民にこう命じなさい。『あなたたちは、セイルに住む、あなたたちの兄弟であるエサウの子孫の領地を通ろうとしている。彼らはあなたたちを恐れるだろう。だから、よく気をつけなさい。
5 彼らに争いを仕掛けてはならない。わたしは彼らの土地を、足の裏で踏むほどのわずかな場所さえ、あなたたちに与えない。セイルの山地は、エサウのものとして与えたからだ。
6 食べ物は彼らからお金で買って食べ、水も彼らからお金で買って飲みなさい。』
7 あなたの神、主は、あなたの手がすることすべてを祝福してきた。あなたがこの広い荒れ野を歩いてきたのを、主は見守ってきた。この四十年の間、あなたの神、主はずっと共にいて、あなたには何一つ足りないものがなかった。」
8 それでわたしたちは、セイルに住む兄弟であるエサウの子孫のもとを通り過ぎ、エラトとエツヨン・ゲベルから続くアラバの道を離れた。そして向きを変え、モアブの荒れ野の方へ進んだ。
9 主はわたしに言われた。「モアブを苦しめてはならない。彼らに戦いを仕掛けてはならない。わたしは彼らの土地を、あなたのものとして与えない。アルは、ロトの子孫のものとして与えたからだ。」
10 ――かつて、そこにはエミム人が住んでいた。アナク人のように背が高く、数も多い、強大な民だった。
11 彼らもアナク人と同じように、レファイム人と見なされていた。モアブ人は彼らをエミム人と呼んでいる。
12 また、かつてセイルにはホリ人が住んでいた。しかしエサウの子孫が彼らを追い出し、滅ぼして、その地に住みついた。イスラエルが、主から与えられた自分たちの地でしたのと同じである。――
13 「さあ、立って、ゼレド川を渡りなさい。」そこでわたしたちはゼレド川を渡った。
14 カデシュ・バルネアを出てからゼレド川を渡るまで、三十八年かかった。その間に、戦える年齢の男たちはみな、主が誓われたとおり、宿営の中から一人残らず死に絶えた。
15 実際、主の手が彼らを打ち、宿営の中から彼らが絶え果てるまで滅ぼしていったのだ。
16 戦える男たちが民の中からすべて死に絶えると、
17 主はわたしにこう言われた。
18 「あなたは今日、モアブの領地、アルのそばを通り過ぎる。
19 そしてアンモン人の住む地に近づく。しかし彼らを苦しめてはならない。争いをしかけてもいけない。アンモン人の地は、あなたに与える所有地ではないからだ。わたしはそこをロトの子孫に、彼らの所有地として与えたのだ。
20 ――この地もまた、レファイム人の地と見なされていた。かつてはレファイム人がそこに住んでいたが、アンモン人は彼らをザムズミム人と呼んでいた。
21 彼らはアナク人のように背が高く、数も多い、強大な民だった。しかし主は、アンモン人の前で彼らを滅ぼされた。それでアンモン人は彼らを追い出し、その地に住みついた。
22 主は、セイルに住むエサウの子孫のためにも、同じことをされた。彼らの前でホリ人を滅ぼされたので、エサウの子孫は彼らを追い出し、その地に住みついた。今日までそうである。
23 また、ガザのあたりまでの村々に住んでいたアビム人については、カフトルから出て来たカフトル人が彼らを滅ぼし、その地に住みついた。――