士師記 18章1-13節

ライシに移り住むダンびと(士師記18:1-13)

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士師記18章全体を読む

1 そのころイスラエルには王おうがなかった。そのころダンびとの部族ぶぞくはイスラエルの部族ぶぞくのうちにあって、その日ひまでまだ嗣業しぎょうの地ちを得えなかったので自分じぶんたちの住すむべき嗣業しぎょうの地ちを求もとめていた。

2 それでダンの人々ひとびとは自分じぶんの部族ぶぞくの総勢そうぜいのうちから、勇者ゆうしゃ五ご人にんをゾラとエシタオルからつかわして土地とちをうかがい探さぐらせた。すなわち彼かれらに言いった、「行いって土地とちを探さぐってきなさい」。彼かれらはエフライムの山地さんちに行いき、ミカの家いえに着ついて、そこに宿やどろうとした。

3 彼かれらがミカの家いえに近ちかづいたとき、レビびとである若者わかものの声こえを聞ききわけたので、身みをめぐらしてそこにはいって彼かれに言いった、「だれがあなたをここに連つれてきたのですか。あなたはここで何なんをしているのですか。ここになんの用ようがあるのですか」。

4 若者わかものは彼かれらに言いった、「ミカが、かようかようにしてわたしを雇やとったので、わたしはその祭司さいしとなったのです」。

5 彼かれらは言いった、「どうぞ、神かみに伺うかがって、われわれが行いく道みちにしあわせがあるかどうかを知しらせてください」。

6 その祭司さいしは彼かれらに言いった、「安心あんしんして行いきなさい。あなたがたが行いく道みちは主しゅが見守みまもっておられます」。

7 そこで五ご人にんの者ものは去さってライシに行いき、そこにいる民たみを見みると、彼かれらは安やすらかに住すまい、その穏おだやかで安やすらかなことシドンびとのようであって、この国くにには一ひとつとして欠かけたものがなく、富とみを持もち、またシドンびとと遠とおく離はなれており、ほかの民たみと交まじわることがなかった。

8 かくて彼かれらがゾラとエシタオルにおる兄弟きょうだいたちのもとに帰かえってくると、兄弟きょうだいたちは彼かれらに言いった、「いかがでしたか」。

9 彼かれらは言いった、「立たって彼かれらのところに攻せめ上のぼりましょう。われわれはかの地ちを見みたが、非常ひじょうに豊ゆたかです。あなたがたはなぜじっとしているのですか。ためらわずに進すすんで行いって、かの地ちを取とりなさい。

10 あなたがたが行いけば、安やすらかにおる民たみの所ところに行いくでしょう。その地ちは広ひろく、神かみはそれをあなたがたの手てに賜たまわるのです。そこには地ちにあるもの一ひとつとして欠かけているものはありません」。

11 そこでダンの氏族しぞくのもの六百ろっぴゃく人にんが武器ぶきを帯おびて、ゾラとエシタオルを出発しゅっぱつし、

12 上のぼって行いってユダのキリアテ・ヤリムに陣じんを張はった。このゆえに、その所ところは今日きょうまでマハネダンと呼よばれる。それはキリアテ・ヤリムの西にしにある。

13 彼かれらはそこからエフライムの山地さんちに進すすみ、ミカの家いえに着ついた。

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