創世記 34章13-31節

デナの兄弟たちの報復(創世記34:13-31)

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創世記34章全体を読む

13 しかし、ヤコブの子こらはシケムが彼かれらの妹いもうとデナを汚よごしたので、シケムとその父ちちハモルに偽いつわって答こたえ、

14 彼かれらに言いった、「われわれは割礼かつれいを受うけない者ものに妹いもうとをやる事ことはできません。それはわれわれの恥はじとするところですから。

15 ただ、こうなさればわれわれはあなたがたに同意どういします。もしあなたがたのうち男子だんしがみな割礼かつれいを受うけて、われわれのようになるなら、

16 われわれの娘むすめをあなたがたに与あたえ、あなたがたの娘むすめをわれわれにめとりましょう。そしてわれわれはあなたがたと一緒いっしょに住すんで一ひとつの民たみとなりましょう。

17 けれども、もしあなたがたがわれわれに聞きかず、割礼かつれいを受うけないなら、われわれは娘むすめを連つれて行いきます」。

18 彼かれらの言葉ことばがハモルとハモルの子こシケムとの心こころにかなったので、

19 若者わかものは、ためらわずにこの事ことをした。彼かれがヤコブの娘むすめを愛あいしたからである。また彼かれは父ちちの家いえのうちで一番いちばん重おもんじられた者ものであった。

20 そこでハモルとその子こシケムとは町まちの門もんに行いき、町まちの人々ひとびとに語かたって言いった、

21 「この人々ひとびとはわれわれと親したしいから、この地ちに住すまわせて、ここで取引とりひきをさせよう。地ちは広ひろく、彼かれらをいれるにじゅうぶんである。そしてわれわれは彼かれらの娘むすめを妻つまにめとり、われわれの娘むすめを彼かれらに与あたえよう。

22 彼かれらが割礼かつれいを受うけているように、もしわれわれのうちの男子だんしが皆みな、割礼かつれいを受うけるなら、ただこの事ことだけで、この人々ひとびとはわれわれに同意どういし、われわれと一緒いっしょに住すんで一ひとつの民たみとなるのだ。

23 そうすれば彼かれらの家畜かちくと財産ざいさんとすべての獣けものとは、われわれのものとなるではないか。ただわれわれが彼かれらに同意どういすれば、彼かれらはわれわれと一緒いっしょに住すむであろう」。

24 そこで町まちの門もんに出入でいりする者ものはみなハモルとその子こシケムとに聞き従っききしたがって、町まちの門もんに出入でいりするすべての男子だんしは割礼かつれいを受うけた。

25 三みっ日か目めになって彼かれらが痛いたみを覚おぼえている時とき、ヤコブのふたりの子こ、すなわちデナの兄弟きょうだいシメオンとレビとは、おのおのつるぎを取とって、不意ふいに町まちを襲おそい、男子だんしをことごとく殺ころし、

26 またつるぎの刃はにかけてハモルとその子こシケムとを殺ころし、シケムの家いえからデナを連つれ出だした。

27 そしてヤコブの子こらは殺ころされた人々ひとびとをはぎ、町まちをかすめた。彼かれらが妹いもうとを汚よごしたからである。

28 すなわち羊ひつじ、牛うし、ろば及および町まちにあるものと、野のにあるもの、

29 並ならびにすべての貨財かざいを奪うばい、その子女しじょと妻つまたちを皆みなとりこにし、家いえの中なかにある物ものをことごとくかすめた。

30 そこでヤコブはシメオンとレビとに言いった、「あなたがたはわたしをこの地ちの住民じゅうみん、カナンびととペリジびとに忌いみきらわせ、わたしに迷惑めいわくをかけた。わたしは、人数にんずうが少すくないから、彼かれらが集あつまってわたしを攻せめ撃うつならば、わたしも家族かぞくも滅ほろぼされるであろう」。

31 彼かれらは言いった、「わたしたちの妹いもうとを遊女ゆうじょのように彼かれが扱あつかってよいのですか」。

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