創世記 29章1-13節

ヤコブとラケルの出会い(創世記29:1-13)

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創世記29章全体を読む

1 ヤコブはその旅たびを続つづけて東ひがしの民たみの地ちへ行いった。

2 見みると野のに一ひとつの井戸いどがあって、そのかたわらに羊ひつじの三みっつの群むれが伏ふしていた。人々ひとびとはその井戸いどから群むれに水みずを飲のませるのであったが、井戸いどの口くちには大おおきな石いしがあった。

3 群むれが皆みなそこに集あつまると、人々ひとびとは井戸いどの口くちから石いしをころがして羊ひつじに水みずを飲のませ、その石いしをまた井戸いどの口くちの元もとのところに返かえしておくのである。

4 ヤコブは人々ひとびとに言いった、「兄弟きょうだいたちよ、あなたがたはどこからこられたのですか」。彼かれらは言いった、「わたしたちはハランからです」。

5 ヤコブは彼かれらに言いった、「あなたがたはナホルの子こラバンを知しっていますか」。彼かれらは言いった、「知しっています」。

6 ヤコブはまた彼かれらに言いった、「彼かれは無事ぶじですか」。彼かれらは言いった、「無事ぶじです。御覧ごらんなさい。彼かれの娘むすめラケルはいま羊ひつじと一緒いっしょにここへきます」。

7 ヤコブは言いった、「日ひはまだ高たかいし、家畜かちくを集あつめる時ときでもない。あなたがたは羊ひつじに水みずを飲のませてから、また行いって飼かいなさい」。

8 彼かれらは言いった、「わたしたちはそれはできないのです。群むれがみな集あつまった上うえで、井戸いどの口くちから石いしをころがし、それから羊ひつじに水みずを飲のませるのです」。

9 ヤコブがなお彼かれらと語かたっている時ときに、ラケルは父ちちの羊ひつじと一緒いっしょにきた。彼女かのじょは羊ひつじを飼かっていたからである。

10 ヤコブは母ははの兄あにラバンの娘むすめラケルと母ははの兄あにラバンの羊ひつじとを見みた。そしてヤコブは進すすみ寄よって井戸いどの口くちから石いしをころがし、母ははの兄あにラバンの羊ひつじに水みずを飲のませた。

11 ヤコブはラケルに口くちづけし、声こえをあげて泣ないた。

12 ヤコブはラケルに、自分じぶんがラケルの父ちちのおいであり、リベカの子こであることを告つげたので、彼女かのじょは走はしって行いって父ちちに話はなした。

13 ラバンは妹いもうとの子こヤコブがきたという知しらせを聞きくとすぐ、走はしって行いってヤコブを迎むかえ、これを抱いいだいて口くちづけし、家いえに連つれてきた。そこでヤコブはすべての事ことをラバンに話はなした。

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