列王紀上 18章16-35節

カルメル山のエリヤ(列王紀上18:16-35)

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列王紀上18章全体を読む

16 オバデヤは行いってアハブに会あい、彼かれに告つげたので、アハブはエリヤに会あおうとして行いった。

17 アハブはエリヤを見みたとき、彼かれに言いった、「イスラエルを悩なやます者ものよ、あなたはここにいるのですか」。

18 彼かれは答こたえた、「わたしがイスラエルを悩なやますのではありません。あなたと、あなたの父ちちの家いえが悩なやましたのです。あなたがたが主しゅの命令めいれいを捨すて、バアルに従したがったためです。

19 それで今いま、人ひとをつかわしてイスラエルのすべての人ひとおよびバアルの預言よげん者しゃ四百よんひゃく五十ごじゅう人にん、ならびにアシラの預言よげん者しゃ四百よんひゃく人にん、イゼベルの食卓しょくたくで食事しょくじする者ものたちをカルメル山さんに集あつめて、わたしの所ところにこさせなさい」。

20 そこでアハブはイスラエルのすべての人ひとに人ひとをつかわして、預言よげん者しゃたちをカルメル山さんに集あつめた。

21 そのときエリヤはすべての民たみに近ちかづいて言いった、「あなたがたはいつまで二ふたつのものの間あいだに迷まよっているのですか。主しゅが神かみならばそれに従したがいなさい。しかしバアルが神かみならば、それに従したがいなさい」。民たみはひと言ことも彼かれに答こたえなかった。

22 エリヤは民みんに言いった、「わたしはただひとり残のこった主しゅの預言よげん者しゃです。しかしバアルの預言よげん者しゃは四百よんひゃく五十ごじゅう人にんあります。

23 われわれに二に頭とうの牛うしをください。そして一いち頭とうの牛うしを彼かれらに選えらばせ、それを切きり裂さいて、たきぎの上うえに載のせ、それに火ひをつけずにおかせなさい。わたしも一いち頭とうの牛うしを整ととのえ、それをたきぎの上うえに載のせて火ひをつけずにおきましょう。

24 こうしてあなたがたはあなたがたの神かみの名なを呼よびなさい。わたしは主しゅの名なを呼よびましょう。そして火ひをもって答こたえる神かみを神かみとしましょう」。民たみは皆みな答こたえて「それがよかろう」と言いった。

25 そこでエリヤはバアルの預言よげん者しゃたちに言いった、「あなたがたは大おおぜいだから初はじめに一いち頭とうの牛うしを選えらんで、それを整ととのえ、あなたがたの神かみの名なを呼よびなさい。ただし火ひをつけてはなりません」。

26 彼かれらは与あたえられた牛うしを取とって整ととのえ、朝あさから昼ひるまでバアルの名なを呼よんで「バアルよ、答こたえてください」と言いった。しかしなんの声こえもなく、また答こたえる者ものもなかったので、彼かれらは自分じぶんたちの造つくった祭壇さいだんのまわりに踊おどった。

27 昼ひるになってエリヤは彼かれらをあざけって言いった、「彼かれは神かみだから、大声おおごえをあげて呼よびなさい。彼かれは考かんがえにふけっているのか、よそへ行いったのか、旅たびに出でたのか、または眠ねむっていて起おこされなければならないのか」。

28 そこで彼かれらは大声おおごえに呼よばわり、彼かれらのならわしに従したがって、刀かたなとやりで身みを傷きずつけ、血ちをその身みに流ながすに至いたった。

29 こうして昼ひるが過すぎても彼かれらはなお叫さけび続つづけて、夕ゆうの供そなえ物ものをささげる時ときにまで及およんだ。しかしなんの声こえもなく、答こたえる者ものもなく、また顧かえりみる者ものもなかった。

30 その時ときエリヤはすべての民たみにむかって「わたしに近寄ちかよりなさい」と言いったので、民みんは皆みな彼かれに近寄ちかよった。彼かれはこわれている主しゅの祭壇さいだんを繕つくろった。

31 そしてエリヤは昔むかし、主しゅの言葉ことばがヤコブに臨のぞんで、「イスラエルをあなたの名なとせよ」と言いわれたヤコブの子こらの部族ぶぞくの数かずにしたがって十じゅう二にの石いしを取とり、

32 その石いしで主しゅの名なによって祭壇さいだんを築ききずき、祭壇さいだんの周囲しゅういに種しゅ二にセヤをいれるほどの大おおきさの、みぞを作つくった。

33 また、たきぎを並ならべ、牛うしを切きり裂さいてたきぎの上うえに載のせて言いった、「四よんつのかめに水みずを満みたし、それを燔祭はんさいとたきぎの上うえに注そそげ」。

34 また言いった、「それを二に度どせよ」。二に度どそれをすると、また言いった、「三さん度どそれをせよ」。三さん度どそれをした。

35 水みずは祭壇さいだんの周囲しゅういに流ながれた。またみぞにも水みずを満みたした。

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