出エジプト記 12章31-42節
出エジプト(出エジプト12:31-42)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
31 その夜、ファラオはモーセとアロンを呼んで言った。「立て。わたしの民の中から出て行け。あなたたちもイスラエルの人々も、みんなだ。さあ行って、あなたたちが言ったとおり、主に仕えるがいい。
32 あなたたちが言ったとおり、羊も牛も連れて行け。そして、わたしのためにも祝福を祈ってくれ。」
33 エジプトの人々は、早くこの地から出て行ってほしいと、民をせき立てた。「このままでは、おれたちはみんな死んでしまう」と言ったのだ。
34 民は、まだ発酵していないパン生地を持って出た。こね鉢を衣に包み、肩にかついだ。
35 イスラエルの人々は、モーセが言ったとおりにした。エジプトの人々に、銀の品や金の品、それに衣類を求めた。
36 主が、エジプトの人々の心に民への好意を抱かせたので、彼らは求められるままに与えた。こうして民はエジプトの人々から品々を受け取った。
37 イスラエルの人々は、ラメセスを発ってスコトに向かった。子どもを別にして、歩いて行く男だけでおよそ六十万人だった。
38 そのほかにも、さまざまな人々の群れが一緒に上って行った。羊や牛など、たくさんの家畜も一緒だった。
39 民は、エジプトから持って出た生地を焼いて、種を入れないパンを作った。生地は発酵していなかった。エジプトから追い出され、ぐずぐずしていられず、食料の用意もできなかったからだ。
40 イスラエルの人々がエジプトで暮らした期間は、四百三十年だった。
41 四百三十年が終わったちょうどその日、主の民の群れはみな、エジプトの地から出て行った。
42 この夜は、主が彼らをエジプトの地から連れ出すために、見守ってくださった夜だ。だからこの夜は、代々のイスラエルの人々すべてが、主のために見守り続ける夜となる。