ヨブ記 30章1-14節
あざけりを受けるヨブ(ヨブ記30:1-14)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
1 でも今は、わたしより年下の者たちがわたしをあざ笑う。その父親たちは、わたしが群れの番犬と一緒に働かせることさえ嫌がったような連中だ。
2 彼らの腕の力さえ、わたしに何の役に立っただろう。彼らは気力がすっかり衰え果てた者たちだ。
3 貧しさと激しい飢えでやせ細った彼らは、干からびた地面をかじる。荒れ果てて何もない土地をさまよっていた。
4 彼らは、低木のところでアカザを摘み、れだまの根を食べ物にしていた。
5 彼らは人々の中から追い出される。まるで盗人を追い払うように、みんなが大声を上げて彼らを追い立てる。
6 急流の谷間の中に住み、土や岩の穴で暮らしていた。
7 灌木の間でわめき、いらくさの下に身を寄せ合う。
8 彼らは愚か者の子、名もない者の子だ。むち打たれて、この地から追い出された。
9 それなのに今、わたしは彼らの歌のネタになり、笑い草にされてしまった。
10 彼らはわたしを嫌い、遠ざかっていく。それでいて、平気でわたしの顔につばを吐きかける。
11 神がわたしの綱を解いてわたしを苦しめたので、彼らもわたしの前で遠慮をかなぐり捨てた。
12 このともがらはわたしの右側から立ち上がり、わたしの足をすくって追い払い、わたしに向かって滅びの道を築こうとする。
13 彼らはわたしの行く道を掘り崩し、わたしを破滅へと追い込む。それを止める者は、だれもいない。
14 彼らは広い破れ口から押し寄せるように迫り、がれきの中を転がりながら襲いかかる。