ヨシュア記 2章8-24節

ラハブへの約束(ヨシュア記2:8-24)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

ヨシュア記2章全体を読む

8 ふたりの人ひとがまだ寝ねないうち、ラハブは屋上おくじょうにのぼって彼かれらの所ところにきた。

9 そして彼かれらに言いった、「主しゅがこの地ちをあなたがたに賜たまわったこと、わたしたちがあなたがたをひじょうに恐おそれていること、そしてこの地ちの民たみがみなあなたがたの前まえに震ふるえおののいていることをわたしは知しっています。

10 あなたがたがエジプトから出でてこられた時とき、主しゅがあなたがたの前まえで紅海こうかいの水みずを干ほされたこと、およびあなたがたが、ヨルダンの向むこう側がわにいたアモリびとのふたりの王おうシホンとオグにされたこと、すなわちふたりを、全滅ぜんめつされたことを、わたしたちは聞きいたからです。

11 わたしたちはそれを聞きくと、心こころは消きえ、あなたがたのゆえに人々ひとびとは全まったく勇気ゆうきを失うしなってしまいました。あなたがたの神かみ、主しゅは上うえの天てんにも、下したの地ちにも、神かみでいらせられるからです。

12 それで、どうか、わたしがあなたがたを親切しんせつに扱あつかったように、あなたがたも、わたしの父ちちの家いえを親切しんせつに扱あつかわれることをいま主しゅをさして誓ちかい、確たしかなしるしをください。

13 そしてわたしの父母ふぼ、兄弟きょうだい、姉妹しまいおよびすべて彼かれらに属ぞくするものを生いきながらえさせ、わたしたちの命いのちを救すくって、死しを免まぬがれさせてください」。

14 ふたりの人ひとは彼女かのじょに言いった、「もしあなたがたが、われわれのこのことを他ほかに漏もらさないならば、われわれは命いのちにかけて、あなたがたを救すくいます。また主しゅがわれわれにこの地ちを賜たまわる時とき、あなたがたを親切しんせつに扱あつかい、真実しんじつをつくしましょう」。

15 そこでラハブは綱つなをもって彼かれらを窓まどからつりおろした。その家いえが町まちの城壁じょうへきの上うえに建たっていて、彼女かのじょはその城壁じょうへきの上うえに住すんでいたからである。

16 ラハブは彼かれらに言いった、「追手おってに会あわないように、あなたがたは山やまへ行いって、三みっ日かの間あいだそこに身みを隠かくし、追手おっての帰かえって行いくのを待まって、それから去さって行いきなさい」。

17 ふたりの人ひとは彼女かのじょに言いった、「あなたがわれわれに誓ちかわせたこの誓ちかいについて、われわれは罪つみを犯おかしません。

18 われわれがこの地ちに討うち入いる時とき、わたしたちをつりおろした窓まどに、この赤あかい糸いとのひもを結むすびつけ、またあなたの父母ふぼ、兄弟きょうだい、およびあなたの父ちちの家族かぞくをみなあなたの家いえに集あつめなさい。

19 ひとりでも家いえの戸口とぐちから外そとへ出でて、血ちを流ながされることがあれば、その責せめはその人ひと自身じしんのこうべに帰かえすでしょう。われわれに罪つみはありません。しかしあなたの家いえの中なかにいる人ひとに手てをかけて血ちを流ながすことがあれば、その責せめはわれわれのこうべに帰かえすでしょう。

20 またあなたが、われわれのこのことを他ほかに漏もらすならば、あなたがわれわれに誓ちかわせた誓ちかいについては、われわれに罪つみはありません」。

21 ラハブは言いった、「あなたがたの仰おおせのとおりにいたしましょう」。こうして彼かれらを送おくり出だしたので、彼かれらは去さった。そして彼女かのじょは赤あかいひもを窓まどに結むすんだ。

22 彼かれらは立たち去さって山やまにはいり、追手おってが帰かえるのを待まって、三みっ日かの間あいだそこにとどまった。追手おっては彼かれらをあまねく道みちに捜さがしたが、ついに見みつけることができなかった。

23 こうしてふたりの人ひとはまた山やまを下おり、川かわを渡わたって、ヌンの子こヨシュアのもとにきて、その身みに起おこったことをつぶさに述のべた。

24 そしてヨシュアに言いった、「ほんとうに主しゅはこの国くにをことごとくわれわれの手てにお与あたえになりました。この国くにの住民じゅうみんはみなわれわれの前まえに震ふるえおののいています」。

聖書の箇所一覧