マタイによる福音書 27章15-23節

バラバかイエスか(マタイ27:15-23)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

マタイ27章全体を読む

15 さて、祭まつりのたびごとに、総督そうとくは群衆ぐんしゅうが願ねがい出でる囚人しゅうじんひとりを、ゆるしてやる慣例かんれいになっていた。

16 ときに、バラバという評判ひょうばんの囚人しゅうじんがいた。

17 それで、彼かれらが集あつまったとき、ピラトは言いった、「おまえたちは、だれをゆるしてほしいのか。バラバか、それとも、キリストといわれるイエスか」。

18 彼かれらがイエスを引ひきわたしたのは、ねたみのためであることが、ピラトにはよくわかっていたからである。

19 また、ピラトが裁判さいばんの席せきについていたとき、その妻つまが人ひとを彼かれのもとにつかわして、「あの義人ぎじんには関係かんけいしないでください。わたしはきょう夢ゆめで、あの人ひとのためにさんざん苦くるしみましたから」と言いわせた。

20 しかし、祭司さいし長ちょう、長老ちょうろうたちは、バラバをゆるして、イエスを殺ころしてもらうようにと、群衆ぐんしゅうを説とき伏ふせた。

21 総督そうとくは彼かれらにむかって言いった、「ふたりのうち、どちらをゆるしてほしいのか」。彼かれらは「バラバの方ほうを」と言いった。

22 ピラトは言いった、「それではキリストといわれるイエスは、どうしたらよいか」。彼かれらはいっせいに「十字じゅうじ架かにつけよ」と言いった。

23 しかし、ピラトは言いった、「あの人ひとは、いったい、どんな悪事あくじをしたのか」。すると彼かれらはいっそう激はげしく叫さけんで、「十字じゅうじ架かにつけよ」と言いった。

聖書の箇所一覧