ピレモンへの手紙 1章8-22節

オネシモのための願い(ピレモン1:8-22)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

ピレモン1章全体を読む

8 だから、わたしはキリストにあって、あなたがすべきことを堂々どうどうと命めいじることもできる。

9 でも、愛あいにもとづいて、むしろお願ねがいしたい。年老としおいたパウロ、しかも今いまはキリスト・イエスのために囚とらわれの身みとなっている、このわたしがだ。

10 お願ねがいしたいのは、わたしの子こオネシモのことだ。わたしが牢ろうにつながれている間あいだに、この子こはわたしの子ことなった。

11 オネシモは以前いぜん、あなたにとって役やくに立たたたない者ものだった。でも今いまは、あなたにとってもわたしにとっても、役やくに立たつ者ものとなっている。

12 そのオネシモを、あなたのもとに送おくり返かえす。彼かれはわたしの心こころそのものだ。

13 本当ほんとうは、わたしのそばに引ひき止とめておきたかった。福音ふくいんのために牢ろうにつながれているわたしの世話せわを、あなたの代かわりにしてもらうためだ。

14 でも、あなたの同意どういなしには、何なんもしたくなかった。あなたの親切しんせつが、仕方しかたなくするものではなく、自分じぶんから進すすんでするものであってほしいからだ。

15 オネシモがしばらくの間あいだあなたから離はなれたのは、もしかすると、あなたが彼かれを永遠えいえんに取とり戻もどすためだったのかもしれない。

16 もう奴隷どれいとしてではなく、奴隷どれい以上いじょうの者もの、つまり愛あいする兄弟きょうだいとして取とり戻もどすためだ。わたしにとって特とくにそうだが、あなたにとってはなおさらだろう。人ひととしても、主しゅにあってもだ。

17 だから、もしあなたがわたしを仲間なかまだと思おもってくれているなら、わたしを迎むかえるように彼かれを迎むかえてほしい。

18 もし彼かれがあなたに何なんか悪わるいことをしたり、借かりがあったりするなら、それはわたしのつけにしておいてほしい。

19 わたしパウロが、自分じぶんの手てでこう書かいている。わたしが払はらう。あなたが自分じぶん自身じしんをもわたしに借かりていることは、あえて言いわないでおこう。

20 そうだ、兄弟きょうだいよ。主しゅにあって、あなたのおかげで喜よろこばせてほしい。キリストにあって、わたしの心こころを休やすませてほしい。

21 あなたが応おうじてくれると信しんじて、わたしはこの手紙てがみを書かいた。あなたがわたしの言いう以上いじょうのことをしてくれると分わかっているからだ。

22 それと同時どうじに、わたしの泊とまる部屋へやも用意よういしておいてほしい。あなたたちの祈いのりによって、わたしがあなたたちのところへ帰かえらせてもらえると期待きたいしているからだ。

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