ハバクク書 2章6-20節

カルデヤびとへのわざわい(ハバクク書2:6-20)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

ハバクク書2章全体を読む

6 これらの民たみは皆みな、彼かれをあざけって風刺ふうしの歌うたをうたい、なぞかけの言葉ことばを浴あびせるのではないか。こう言いうのだ。「自分じぶんのものでもない物ものをかき集あつめる者ものは、わざわいだ。いつまでこんなことを続つづけるのか。質しつに取とった物ものを山やまのように積つみ上あげる者ものよ。」

7 お前まえにかみつく者ものたちが、突然とつぜん立たち上あがるのではないか。お前まえを揺ゆさぶる者ものたちが目めを覚さます。そしてお前まえは、彼かれらに奪うばわれる獲物えものとなる。

8 お前まえが多おおくの国々くにぐにを略奪りゃくだつしたからだ。だから、生いき残のこった民たみが皆みな、お前まえを略奪りゃくだつする。人ひとの血ちを流ながし、地ちや町まち、そこに住すむすべての者ものに暴虐ぼうぎゃくを働はたらいたからだ。

9 わざわいだ、自分じぶんの家いえのために不正ふせいな利益りえきをむさぼる者ものは。災わざわいの手てから逃のがれようと、高たかい所ところに巣すを作つくる者ものは。

10 お前まえは多おおくの民たみを滅ほろぼして、自分じぶんの家いえに恥はじをもたらすことをたくらんだ。そうしてお前まえは、自分じぶんの魂たましいに対たいして罪つみを犯おかしている。

11 石いしが壁かべから叫さけび、梁りょうが木組きぐみからそれに答こたえるからだ。

12 わざわいだ、血ちを流ながして町まちを建たて、不正ふせいによって都みやこを築きずく者ものは。

13 見みよ、これは万まん軍ぐんの主しゅから出でたことではないか。国々くにぐにの民たみが労苦ろうくして築きずいたものは火ひの餌食えじきとなり、人々ひとびとが疲つかれ果はててしたことは、むなしく消きえていく。

14 水みずが海うみを覆おおうように、地ちは主しゅの栄光えいこうを知しる知識ちしきで満みたされるからだ。

15 わざわいだ、隣人りんじんに酒さけを飲のませる者ものは。毒どくを注そそいで酔よいつぶし、その裸はだかを見みようとする者ものは。

16 お前まえは栄光えいこうではなく、恥はじに満みたされる。今度こんどはお前まえが飲のんで、裸はだかをさらすがいい。主しゅの右みぎの手ての杯さかずきがお前まえに回まわってきて、恥辱ちじょくがお前まえの栄光えいこうを覆おおう。

17 レバノンに働はたらいた暴虐ぼうぎゃくがお前まえを覆おおい、獣けものを滅ほろぼしたことがお前まえを恐おそれさせる。人ひとの血ちを流ながし、地ちや町まち、そこに住すむすべての者ものに暴虐ぼうぎゃくを働はたらいたからだ。

18 彫像ちょうぞうが何なんの役やくに立たつというのか。職人しょくにんが彫ほっただけのもの、鋳物いものの像ぞうは、偽いつわりを教おしえるものにすぎない。造つくった者ものが自分じぶんの作つくったものに頼たよっても、それはものも言いえない偶像ぐうぞうを造つくるだけだ。

19 災わざわいだ、木きに向むかって「起おきろ」と言いいい、ものも言いえない石いしに「目めを覚さませ」と言いう者ものは。それが何なんかを教おしえてくれるとでもいうのか。見みろ、金かねや銀ぎんで覆おおわれているだけで、その中なかに息いきなど少すこしもない。

20 しかし主しゅは、その聖せいなる神殿しんでんにおられる。全地ぜんちよ、主しゅの前まえで静しずまれ。

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