ダニエル書 5章5-12節
壁に書かれた文字(ダニエル書5:5-12)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
5 ちょうどそのとき、人間の手の指が現れて、王宮の壁の漆喰に文字を書き始めた。明かりの向かい側だった。王は、書いていくその手を見た。
6 すると王の顔色は変わり、恐ろしい思いにおそわれた。腰の関節はゆるみ、ひざはがくがくと震えてぶつかり合った。
7 王は大声で叫び、まじない師やカルデアの占星術師、占い師たちを呼び入れさせた。そしてバビロンの知者たちに言った。「この文字を読み、その意味を解き明かす者には、だれであろうと紫の衣を着せ、首に金の鎖をかけ、この国で第三の位につかせよう。」
8 そこで王の知者たちがみな入ってきた。しかし彼らは、その文字を読むことも、その意味を王に告げることもできなかった。
9 これを見て、ベルシャツァル王はますますおびえ、顔色は変わり果てた。高官たちも、どうしてよいかわからず取り乱した。
10 王と高官たちの声を聞いて、王妃が宴会の広間に入ってきた。そして王妃は言った。「王よ、いつまでもお元気でいらっしゃいますように。どうか思い悩まないでください。顔色を変える必要もありません。
11 この国には、聖なる神々の霊が宿っている人がいます。あなたの父上の時代に、その人のうちに、神々の知恵のような光と洞察と知恵があることがわかりました。父上であるネブカドネツァル王は、その人を、魔術師・まじない師・カルデアの占星術師・占い師たちの長に任命なさいました。
12 この人ダニエルには、すぐれた霊と知識と洞察力があり、夢を解き明かし、なぞを説き、難しい問題を解くことができると認められていました。王は彼にベルテシャツァルという名をつけられました。今すぐダニエルをお呼びください。きっと、その意味を解き明かしてくれるでしょう。」