ダニエル書 4章4-18節

大きな木の夢(ダニエル書4:4-18)

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ダニエル書4章全体を読む

4 わたしネブカドネツァルは、自分じぶんの家いえで何なんの心配しんぱいもなく暮くらし、宮殿きゅうでんで栄さかえていた。

5 ところがある夜よる、わたしは一ひとつの夢ゆめを見みて、怖こわくなった。ベッドに横よこになっているときに浮うかんだ思おもいと、頭あたまに見みた幻まぼろしに、ひどくおびえた。

6 それでわたしは命令めいれいを出だし、バビロンの賢者けんじゃたちを全員ぜんいんわたしのところに呼よび寄よせた。その夢ゆめが何なんを意味いみするのか、教おしえてもらうためだ。

7 すると、占うらない師しや祈祷きとう師し、カルデアの学者がくしゃや星占ほしうらないをする者ものたちがやって来きた。わたしは彼かれらに夢ゆめを話はなしたが、だれもその意味いみを教おしえることができなかった。

8 最後さいごに、ダニエルがわたしの前まえに来きた。彼かれはわたしの神かみの名なにちなんでベルテシャツァルと呼よばれ、聖せいなる神々かみがみの霊れいが宿やどっている。わたしは彼かれに夢ゆめを話はなした。

9 「占うらない師したちの長ちょうベルテシャツァルよ。おまえの中なかに聖せいなる神々かみがみの霊れいが宿やどっていて、どんな秘密ひみつもおまえには解とけないことを、わたしは知しっている。わたしが見みた夢ゆめの幻まぼろしと、その意味いみを話はなしてくれ。

10 ベッドに横よこになって見みた幻まぼろしは、こうだ。見みていると、地ちの真まん中なかに一いち本ぽんの木きがあった。その木きはとても高たかかった。

11 その木きは大おおきく育そだって強つよくなり、てっぺんは天てんに届とどくほどで、地ちの果はてからでも見みえるほどだった。

12 葉はは美うつくしく、実みはたくさんなっていて、すべての生いき物ものの食たべ物ものになった。その木きの下もとでは野のの獣けものが日陰ひかげで休やすみ、枝えだには空そらの鳥とりが巣すを作つくり、あらゆる生いき物ものがその木きから養やしなわれた。

13 ベッドに横よこになって幻まぼろしを見みていると、見張みはり役やくの聖せいなる者ものが一人ひとり、天てんから下おりて来きた。

14 その者ものは大声おおごえで叫さけんで、こう言いった。『この木きを切きり倒たおし、枝えだを払はらい落おとせ。葉はをむしり取とり、実みをまき散ちらせ。獣けものは木きの下したから逃にげ去さり、鳥とりは枝えだから飛とび去され。

15 ただし、切きり株かぶと根ねは地面じめんに残のこしておけ。それを鉄てつと青銅せいどうの輪わでしばり、野のの若草わかくさの中なかに置おけ。天てんからの露ろに濡ぬれさせ、地ちの草くさの中なかで、獣けものたちと一緒いっしょに暮くらさせよ。』

16 『その心こころは人間にんげんのものから変かえられ、代かわりに獣けものの心こころが与あたえられる。そして七ななつの時ときが、その者ものの上うえを過すぎ去さる。

17 この宣告せんこくは、見張みはりをする者ものたちが決きめたこと。この求もとめは、聖せいなる者ものたちの言葉ことばによる。それは、いと高たかき方かたこそが人間にんげんの国くにを支配しはいし、思おもいのままに誰だれにでもそれをお与あたえになり、最ももっとも低ひくい者ものさえもその上うえに立たてられることを、生いきているすべての者ものが知しるためだ。』

18 これが、わたし、ネブカドネツァル王おうが見みた夢ゆめだ。ベルテシャツァルよ、あなたがその意味いみを解とき明あかしてくれ。わたしの国くにの知恵ちえある者ものは、誰だれ一人ひとりその意味いみを教おしえられなかった。でも、あなたにはそれができる。あなたの中なかには聖せいなる神々かみがみの霊れいが宿やどっているからだ。」

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