ダニエル書 11章36-45節
自らを高くする王(ダニエル書11:36-45)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
36 王は思うままにふるまう。自分を高く上げ、すべての神々の上に自分を大きく見せる。そして神々の神に向かって、とんでもないことを口にする。彼は、怒りが終わりを迎えるまで栄える。定められたことは、必ず行われるからだ。
37 彼は、先祖の神々を顧みない。女たちの慕うものにも、どんな神にも心を向けない。自分をすべてのものの上に高く上げるからだ。
38 その代わりに、彼は要塞の神をあがめる。先祖の知らなかった神を、金や銀、宝石や高価な品々であがめる。
39 彼は、その異国の神の力を借りて、堅固な要塞に攻めかかる。彼を認める者には大きな栄誉を与え、多くの人を治めさせ、代償として土地を分け与える。
40 終わりのときに、南の王が彼に攻めかかる。すると北の王が、戦車と騎兵と多くの船を率いて、嵐のように彼に襲いかかる。彼はいくつもの国に攻め入り、洪水のように押し流して通り過ぎる。
41 彼は美しい国にも攻め入り、多くの国が倒れる。しかし、エドムとモアブ、それにアンモン人の主だった者たちは、彼の手からのがれる。
42 彼は多くの国に手を伸ばす。エジプトの地も、のがれることはできない。
43 彼は金や銀の宝物、そしてエジプトのあらゆる貴重な物を思いのままにする。リビア人とクシュ人も彼につき従う。
44 しかし、東と北から届く知らせが彼を不安にさせる。それで彼は激しい怒りに燃えて出て行き、多くの人を滅ぼし、絶やそうとする。
45 彼は海と、聖なる美しい山との間に、自分の宮殿の天幕を張る。しかし、彼は最期を迎え、助ける者はだれもいない。