サムエル記下 3章22-30節
アブネルを殺すヨアブ(サムエル第二3:22-30)
見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。
22 ちょうどそのとき、ダビデの家来たちとヨアブが、略奪から戻ってきた。彼らはたくさんの戦利品を持っていた。でも、アブネルはもうヘブロンのダビデのもとにはいなかった。ダビデが彼を送り出し、彼が無事に帰って行ったあとだったからだ。
23 ヨアブと、連れの軍勢がみな戻ってくると、人々はヨアブに知らせて言った。「ネルの子アブネルが王のところに来ていました。王は彼を送り出し、彼は無事に帰って行きました。」
24 そこでヨアブは王のところへ行って言った。「何ということをなさったのですか。アブネルがあなたのところに来たのに、どうして送り出して、行かせてしまったのですか。
25 ネルの子アブネルがどんな男か、ご存じでしょう。彼はあなたをだますために来たのです。あなたの動きをすべて探り、何をしているのか、すっかり知るために来たのですよ。」
26 ヨアブはダビデのもとを出ると、アブネルのあとを追って使いの者を送った。彼らはシラの井戸のところからアブネルを連れ戻した。ダビデはそれを知らなかった。
27 アブネルがヘブロンに戻ってくると、ヨアブは内緒の話があるふりをして、彼を門の中に呼び入れた。そして、弟アサエルの血の復讐として、その場でアブネルの腹を刺し、殺してしまった。
28 後になってこれを聞いたダビデは言った。「わたしも、わたしの王国も、ネルの子アブネルの血について、主の前で永遠に罪はない。
29 その責任は、ヨアブとその一族すべての頭に降りかかるように。ヨアブの家には、うみを流す者、重い皮膚病の者、杖にすがって歩く者、剣に倒れる者、パンに事欠く者が絶えないように。」
30 ヨアブとその弟アビシャイがアブネルを殺したのは、アブネルがギブオンでの戦いで、彼らの弟アサエルを殺したからだった。