サムエル記上 2章1-11節

ハンナの感謝の祈り(サムエル第一2:1-11)

見出しは聖書本文ではなく、当サイトが付けたものです。

サムエル第一2章全体を読む

1 ハンナは祈いのって言いった。「わたしの心こころは、主しゅにあって喜よろこびおどる。主しゅがわたしの角つのを高たかく上あげてくださった。わたしは敵てきに向むかって大おおきく口くちを開ひらく。あなたの救すくいを、わたしは喜よろこんでいるから。

2 主しゅのように聖せいなる方かたはいない。あなたのほかに神かみはいない。わたしたちの神かみのような岩いわは、どこにもない。

3 もう高たかぶって語かたってはならない。おごり高たかぶった言葉ことばを口くちにしてはならない。主しゅはすべてを知しる神かみ。人ひとの行おこないを、はかりにかける方かただから。

4 勇士ゆうしたちの弓ゆみは折おられ、つまずいた者ものは力ちからを帯おびる。

5 満みち足たりていた者ものは、パンのために雇やとわれる。飢うえていた者ものは、もう飢うえることがない。子こを産うめなかった女おんなは七なな人にんの子こを産うみ、多おおくの子こを持もつ女おんなは力ちからを失ううしなう。

6 主しゅは命いのちを取とり、また命いのちを与あたえる。人ひとを死しの世界せかいへ下くだし、また引ひき上あげてくださる。

7 主しゅは貧まずしくもし、豊ゆたかにもする。低くひくくし、また高たかく上あげてくださる。

8 主しゅは弱よわい者ものをちりの中なかから立たち上あがらせ、貧まずしい者ものをごみの山やまから引ひき上あげる。高貴こうきな人々ひとびとと並ならんで座すわらせ、栄光えいこうの座ざを受うけ継つがせるためだ。地ちを支ささえる柱はしらは主しゅのものであり、その上うえに世界せかいを据すえられたからだ。

9 主しゅは忠実ちゅうじつな人々ひとびとの歩あゆみを守まもり、悪わるい者ものたちは暗闇くらやみの中なかで沈黙ちんもくする。人ひとは自分じぶんの力ちからで勝かつのではないからだ。

10 主しゅに逆さからう者ものは、打うち砕くだかれる。主しゅは天てんから彼かれらに雷かみなりを轟とどろかせる。主しゅは地ちの果はてまでを裁さばき、ご自分じぶんの王おうに力ちからを与あたえ、油あぶらを注そそがれた者ものの角つのを高たかく上あげてくださる。」

11 エルカナはラマの自分じぶんの家いえへ帰かえった。その子こは祭司さいしエリのもとで、主しゅに仕つかえた。

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